「道具をバカにしてる」
こんにちは。
今日の検討会で↑の言葉を言われて、それが頭の中でぐるぐる回っている私です。笑
相手がプロダクトデザインの先生だったということもありますが、「道具」は元々は機能に特化したものです。
確かに私は自分で「立体系」とか言いつつ、その「立体」には構造や機能が備わってないことが多いよな〜と、思うのです。
そのうちこのブログにも私の過去の作品を載せようと思うのですが、どれも機能に特化したものではなく、
立体に貼り付いたテクスチャで魅せている感があります。
機能より見た目や娯楽性に重点を置いたオブジェ的な要素が強いものを多く提案する私に、
先生が笑いながら冗談っぽく言った言葉でした。
今日の朝casaで読んだのですが、柳宗理さんはカトラリーの仕事を頼まれたら、1、2年かけてすべて手仕事で作っていくそうです。
使う人のことだけを考え、使いやすく、手になじむ形を手で作っていく。それを型取りして製品化するわけですが。
だから彼の作品は、主張が激しくないけれど長く親しまれる物が多いのですね…。
プロダクトのお手本として、すばらしいと思います。
では「もの」自体の主張というか、キャッチーな個性みたいなものはプロダクトには必要ないのでしょうか?
はっきり言ってカトラリーや椅子など、今では数限りない種類のものが世の中に溢れています。
これから全く新しいものを作るっていうのは、ものすごい努力と、サーベイと、運が必要だと思います。
柳宗理さんの有名なバタフライ・スツールだって、偶然生まれた形から発想したデザインらしいし…。
しかも理論だけで言えば、プロダクト的に完全なカトラリーをひとつ作れば、あとはもうカトラリーは作らなくていい、それ一種類でいいということになってしまう。
チャールズ・レイ・イームズだって言っています。(うろ覚えですが)
「デザインとは、人の役に立たなければならない」
「——では娯楽のためだけのデザインは、デザインではないということですか」と言ったインタビュアーに対し、
「娯楽が役に立たないと、誰が言いました」
そうだぞ!
私は見た目の楽しさや美しさだって機能の一つだと思ってます。
今回は、見た目も「座りたい!」と思わせるような、実際に座っても心地いい、そんな椅子を目指して作ろうと思います。
まとまったか…?
今日はあんまり文章を書くのに向かない日だったかもしれない…。
そういえば、前回のEcology&Sustainableで作ったペットボトルをコンペに出したのですが、
今日一次審査通過の連絡がありました。やったー!
「一次審査通過通過した人は何人くらいいるんですか」と聞いたら、
「それはお答えできません」と言われました。笑
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