今日は今やってる課題「木のプロダクト〜家族のカタチ〜」の初回の検討会でしたー。
教室に入ったら…、…!!また岩崎先生がいらっしゃる————!!
今回も生徒をズバズバ切ってらっしゃいました笑。
先生方のお話から「なるほど!」と思ったものを書き留めておきます。
今回私は椅子を作ろうと思っているのですが、他のクラスメイトも机や椅子などの家具を作る人が何人かいるようです。
「テーブルを作ります」と言った生徒に対し、先生方は「どんなテーブルか」よりも
「そのテーブルによって使う人をどうさせたいのか」というコンセプトの部分をしつこく聞いていました。
デザインというのは、目的やコンセプトあっての「物」なんですね。
私の好きな吉岡徳仁さんも言ってましたが、デザイナーは「形をデザインする」のではなく「使う人の気持ちをデザインする」のだと。
例えば机を作るとする。
そうしたらその机が、誰がどこで使い、その人をどういう気持ちに持っていく為の机なのか、ということを明確に打ち出さなければならないということです。
「その机を囲む人同士のコミュニケーションを豊かにする」「集中力を高める」「リラックスする」etc…
これらの行為をユーザーから自然に導き出す為に、形のデザインをしていくのです。
ゲーテの立ち机というのをご存知でしょうか?
ゲーテが幼い頃、彼の父親が言ったそうです。
「人間の集中力はもってせいぜい30分〜1時間なのだから、おまえは勉強をする時立ってしなさい」
そうして家具職人に足の長い机を作らせ、ゲーテはその机で立って勉強したそうです。
立って勉強するのが良いか悪いかは置いておいて、ゲーテの父親は自分の考え方を効率的に、しかも自然に「物」によって子供(ゲーテ)にさせたのです。
これこそデザインだと思いませんか?
「集中力を高める」ということをコンセプトに据えてデザインしていくのであれば、「集中できる机」を作るのでなく「集中できる環境」を作ることがデザインなのです。
最初に「机」が来てしまうと、一気に出てくるものの幅が狭くなってしまう。
自分の設定したコンセプトに忠実に制作していくのであれば、今ある既存の名詞に捕らわれず、
コンセプトだけと向き合って形を決定していけば良いのです。
逆に言えば、デザイナーは、天板の形、足の一本一本に至るまで形に対する責任を追わなければなりません。
適当な気持ちで決めたラインや形が、ユーザーの行動に変化をもたらしてしまうかもしれないからです。
前の課題で岩崎先生が「デザイナーは、誰も気づかなかったことを、誰も思いつかなかった方法で解決しなければならない」と仰ってました。
それってめちゃくちゃかっこいいですよね!?
私も常にアンテナを張って、日常から疑問を見つけることを怠ってはいけないなあ、と思った一日でした。
あ、↓の写真は全然関係ない、今日上野公園を歩いていたら見たパフォーマンスの人です笑。

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