バイト先の予備校の油画科の先生が「いい」と言ってたので見てみました。
う〜ん、たしかに、いい…。
子供向けと言えど、なんか噛めば噛むほど味が出てきそうな作品ですね。
☆☆☆★★
キャラクターがどれもとても可愛くて、グッズを持ってる女子の気持ちがわかりますね。
ただ全体の雰囲気が、何となく切ないというか寂寥感すら感じます。私だけかな?
所々で流れるロシア音楽のせいでしょうか。
子供向けのアニメというのは、大人もたまに見るといいと思うんです。
なぜなら子供が夢中になって見てるものを、大人も共有できるから。
ちょっと意地悪なキャラクターが出てきたら「わるいやつだ!」と腹を立てて、主人公が酷い目にあったら「かわいそう」と自分も悲しい気持ちになり、
でも最後はみんな仲良くなって「よかった」とホッとする。
そんな心の変化を子供と同じように感じられるかどうか、重要だと思うんです。
たぶんうちの母は見ていられないと思うなあ…。
そういう意味で「けいおん!」を見て「あずにゃんはあのまま育てば大河になるから楽しみ」とかマジで言えちゃううちの大学のF崎教授はすごいと思います笑。
だって教授は大人で、すごい仕事もしてるのにそこは大学生と同じレベルになれるんだから。
さておき、映画を見ていて国によってカラーが違うなと常々感じるわけですが、
子供向けアニメになるとより一層国民性の違いが顕著に表れるなあ、と思いました。
同じ子供向けのアニメでも、やっぱりアメリカの「スポンジ・ボブ」とは大分感じが違いますしね。
チェブラーシカの名言。
「僕がこの荷物を持つから、ゲーナは僕を運んでよ」
ちょwww
「名案だ」と言ってその通りにするゲーナは人が良い、というかワニが良いなあ…
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クリント・イーストウッド主演、監督の「グラン・トリノ」を見ました!
☆☆☆☆☆
これは今年のイチオシかもしんない…
achipokoおじいちゃんおばあちゃんモノに弱いんだよね…笑
ストーリーもいいし、イーストウッドの演技もとてもいい。
頑固で人種差別主義だった彼が、だんだん変わっていくのがほほえましくもありました。
これは自信を持って人に勧めることができる映画!
こういう映画があるから、映画を見るのってやめられないし、たまに変な映画があっても許せるのだ。
※ネタバレありです↓
ラストのスモーキーの家に決着をつけに行くシーンは胸を打たれるものがありました。
年を取り、病気も進んでいた彼だからこその解決法だったのだろうな…
個人的には、不良達と対峙しているときの彼と、家で一人でいる時の彼のギャップに私は胸がキュンをなりました。強がってるんだなあーと。
映画のラスト、海沿いの道をタオがグラン・トリノで走り抜けて行くシーンが、見終わった後の気分を、とても爽快なものにしてくれました。
ああ、あとアメ車ってかっこいいなあと思ってしまった笑
ジム・キャリー主演の「YES MAN」を見ました!
☆☆☆☆★
よかったです。
見てる最中も見終わった後も、明るい気分になれます。
「イエスマン」になる前のカールは、どこか親近感が湧くし。
何より、やっぱりジム・キャリーの顔芸(なのか?)が最高だ…
彼は「MASK」を始めすごく体を張った、ギャグを実写化したみたいな演技が有名ですよね。
どの作品の監督も、「せっかくジム・キャリー」が出演するのだからと
彼の演技にああいったものを求めてるみたいだけど、実は本人はちゃんとシリアスな演技で映画に出て、アカデミー賞が欲しくてすっごく悩んでるらしい…。
自分が理想とする自分と、周りが求める自分とのギャップが大きいと、人は確かにつらいだろう…
でもジム・キャリーの演技、悪くないと思うんですよね。
顔もだまっていればイケメンだし笑。
彼のこと秘かに応援ようと思ったのでした。